安全側の算定と平均的な算定

 強度増進の標準曲線(指針資料3.2)は、標準水中養生の材齢28日圧縮強度(20F28)の設定値によって、安全側の算定と平均的な算定に区別されます。
 強度確保に対する安全性から、構造体コンクリート(品質基準強度)に対しては安全側の算定を用い、施工上必要となる強度(初期強度、設計基準強度)に対しては平均的な算定を用いることが原則となります。

 算定区別  標準水中養生の材齢28日の
圧縮強度20F28の設定
 設定した20F28
確保できない確率(不良率)
 @安全側の算定  呼び強度  4%
 A平均的な算定  調合強度  50%
  





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