計算条件の設定

 起動後に表示されるメニュー画面で[調合計画]を選択して、調合計画の条件設定画面で工事の設計条件や施工条件を設定します。
 なお、下図における点線の囲み部は各算定に対する必要入力項目を示しています。



  • 基本情報の設定
【工事名称】
 工事名称を入力します。 ※任意入力

【打設部位】
 施工部位を入力します。(算定上:任意入力)

【施工地域】
 ▼をクリックして、施工地域を選択します。リスト内の地点番号は、気象庁観測地点の地点番号を示しています。

【施工日】
 施工日を西暦形式(例:2014/11/11)で入力します。


  • 設計条件の設定
【耐久設計基準強度】
 ▼をクリックして、耐久設計基準強度Fd(N/mm2)を選択します。

【設計基準強度】
 ▼をクリックして、設計基準強度Fc(N/mm2)を選択します。

【セメントの種類】
 ▼をクリックして、使用するセメントの種類を選択します。


  • 養生条件の設定
 養生条件を次の3種類から選択します。ここで、[初期養生情報]ボタンをクリックすることにより、初期養生に関する参考情報を得ることができます。
 @加熱養生を行わない(外気温)
 A初期養生を実施する
   初期養生条件として、養生温度と養生日数を指定します。
 B初期養生・継続養生を実施する
   初期養生条件に加えて、継続養生に対する養生温度と養生日数を指定します。


関連情報の表示


  • 気象データの表示

 [気象データ]ボタンをクリックすると、施工地域に対応する旬気温の平年値を表示することができます。施工日が入力されている場合には、リストで該当する旬を選択表示します。

 

  • 初期養生に関する情報

 [初期養生情報]ボタンをクリックすると、初期養生を検討する際に必要な情報を表示することができます。

 431.JPG - 33,177BYTES

品質基準強度Fq、調合管理強度Fm
 品質基準強度Fq、S値3,6,9(N/mm2)に対応する調合管理強度Fmを表示します。

初期強度5.0N/mm2が得られる積算温度
 セメント種類と調合管理強度Fmから、「指針解説表9.1」の該当箇所を表示します。

打設初期の気象条件
 打設日の旬最低気温、および養生温度を5℃と仮定したときの初期養生期間中の旬最低気温を表示します。

養生(参考)
 初期凍害の防止を目的として、旬最低気温から必要となる養生形式を以下の基準に従って判断します。
    予想最低気温が-3℃以下の場合:加熱養生
    予想最低気温が0以下かつ-3℃を上回る場合(軽微な凍結期):被覆養生
    予想最低気温が0℃を上回る場合:加熱養生等は必要ない

 また、加熱養生が必要となる場合には、計画養生温度を5℃としたときの養生日数を「指針解説表9.1」に基づいて算出します。 






このページの先頭へ