(2) 積算温度をもとに定める方法(指針4.5)
寒中コンクリートの標準的な計画方法で、計画した材齢以内に品質基準強度や設計基準強度を得るための積算温度を確保するように、構造体補正強度28Snを定める方法です。
本システムでは、3水準の構造体補正強度28Sn=3,6,9N/mm2について、初期強度5N/mm2、設計基準強度、および品質基準強度を得るための必要積算温度(指針解説表9.1、表4.3、表4.2)と、養生温度(旬平均気温・加熱養生温度)から算出した積算温度に基づいて、各強度が確保される材齢を求めています。